【確定速報】ワンピース 最新1162話ネタバレ考察 ロックス対ガーリング聖の勝敗は？

本記事では、ワンピース 最新1162話ネタバレ考察を行います。

伝説の地・ゴッドバレーで今、歴史を覆す壮絶な戦いが幕を開けています。

物語はついに、誰もが恐れていた《禁忌の再会》――“ロックスD.ジーベック”と“イム様”の邂逅へと突入しました。

この1162話は、過去最大級のスケールで繰り広げられる「戦場の神話」であり、読者の感情を揺さぶる怒涛の展開が詰め込まれています。

血で塗られた因縁、封印されてきた支配、そして家族という名の弱点…。

それらすべてが今、ゴッドバレーという舞台で絡み合い、未曽有のカオスを生み出しているのです。

【確定速報】ワンピース 最新1162話ネタバレ考察

イム様がゴッドバレーに“降臨”！イムの圧倒的支配力とは？

誰もが想像すらできなかった事態――それは、「イム」が“サターン聖の肉体を媒体”としてゴッドバレーの地に姿を現したことでした。

その登場は、セリフすら必要としないほどの迫力と異様さを放ち、ただ一つのシルエットが世界の均衡を一変させるほどのインパクトを持っていました。

その瞳は全てを見通し、全てを飲み込み、まさに「絶対的支配者」の象徴…。

描写こそ抽象的でありながらも、確かに伝わってくるのは、イムという存在がもはや“神”と同等か、それ以上の“概念”そのものであるということ。

世界の裏側に君臨してきた“闇”が、ついに表舞台へと姿を現したのです！

ロックスの“悲願”と“敗北”

かつて、ロックスが豪語していた野望――

それは、組織を築き、資源を蓄え、悪魔の実を掌握し、聖地マリージョアを陥落させるという壮大な計画でした。

その起点は56年前の“花の部屋”であり、彼の口から語られた未来図は、誰もが無謀と笑うほど壮大だったのです。

しかし現実は非情でした。彼は何も成し遂げることができず、歴史の闇に葬られてしまった…。

表向きには「敗北」として語られたその真実の裏には、“まだ何か”があったのではないか――。

そして現在。

ロックスは再びその野望に手をかけようとしています。

だが、かつてと同じ過ちが彼を襲うのです。それは“仲間の分裂”という致命的な亀裂でした。

シャッキー奪還に揺れる士気、家族という“弱点”

ロックス海賊団にとって最大の失策は、「シャッキーをロジャー海賊団に奪われたこと」でしょう。

この出来事は、海賊団の士気を根底から揺るがせ、長年かけて築き上げた団結を一気に瓦解させるきっかけとなりました。

さらに――ロックスには決して知られてはならない“最大の秘密”がありました。

それが、「家族」という存在です。

妻・エリス、そして息子・ティーチ（のちの黒ひげ）という二人の存在こそが、彼の“唯一にして最大の弱点”。

それが世界政府、あるいは敵対する勢力に露見した今、ロックスの計画は根底から崩れつつあります…。

【決戦間近】ガープ×ロジャー×ロックス｜三つ巴の戦局へ！

(C)尾田栄一郎／集英社

ついに、運命の歯車が本格的に動き出しました――。

ロックスは家族を守るために奔走し、ロジャーはシャッキーを救出し目的を果たし、そして海軍の英雄・ガープは、今まさに重大な決断を迫られています。

それは、「ロジャーと手を組み、ロックスを討つ」という歴史の分岐点。

この三つ巴の戦いは、単なるバトルに留まりません。

それぞれが抱える正義と信念、友情と裏切り、そして“未来への責任”が交錯する壮絶な局面なのです！

G・V・B・R（ゴッドバレー・バトルロワイヤル）突入！

1162話のサブタイトルとも言える「G・V・B・R（ゴッドバレーバトルロワイヤル）」――

それは、海賊・海軍・世界政府・そして“神”が入り乱れる、混沌の極致！

誰が生き残り、誰が敗れ、そして誰が“世界の王座”に手をかけるのか…！？

休載を挟んでも尚、読者の熱は冷めることなく、SNSや考察界隈は大いに盛り上がりを見せています。

さらに明かされた衝撃の真実――

現代エルバフを襲った悲劇が、実は38年前にも同様の形で起きていたという事実！

この“歴史は繰り返す”構造が何を示しているのか？

そしてドラゴンや沈んだハラルドの動向は、今後どのような波紋を呼ぶのでしょうか…？

扉絵に込められた物語 ——「ワノ国帰還と未来への祈り」

(C)尾田栄一郎／集英社

最終回の扉絵に冠されたタイトルは、「拝啓ルフィ殿、ワノ国は今日も平和でござる」。

全44話に及ぶ長大な扉絵シリーズは、静かに、しかし確かな感動を伴って幕を下ろしました。

そこに描かれたのは、かつての激闘を経て訪れた“日常”の尊さと、それを守ろうとする民の姿です。

花の都を歩くヤマト、モモの助、錦えもん、うるティたち。手には串刺しのおでんを持ち、笑顔を交わす様子が描かれるその情景には、再興されたワノ国の平和な空気と共に、未来への静かな祈りが滲んでいます。

しかしながら、物語の影は未だ完全には拭えません。“古代兵器プルトン”に関する情報が黒ひげ海賊団の手に渡る可能性が浮上し、平和の均衡は脆くも危ういものとして描かれています。

ヤマトは“カイドウの子”としての出自から始まり、少しずつ国民との距離を縮めてきました。その歩みは決して平坦ではありませんでしたが、今回の扉絵群は、彼女の内面の変化と成長を、繊細かつ美しく描き出した物語であったと言えるでしょう。

レイリーとシャッキーの関係の変化

ゴッドバレーにおいて展開されたのは、命を懸けた救出劇。

レイリーは、愛する者を守るため、ただひたすらに剣を振るい、シャッキーをその腕に抱いて島からの脱出を試みます。

互いの言葉を交わさずとも通じ合う、かつての海賊同士。

「言わなければならないことがある」と語るレイリーに対し、シャッキーはただ静かに「すべて分かっている」と応じます。その短いやりとりが、二人の深い絆を物語っているようです。

その最中にも、ロジャー海賊団の進軍は続き、彼らは“戻るべきか、進むべきか”という選択の岐路に立たされていました。そんな混乱のさなか、突如として現れたのは、かの金獅子・シキ。彼は攻撃の気配を読み、シャッキーを庇って救出。これは「守るべき価値がある」と判断したがゆえの行動だったのかもしれません。

混乱と混沌の中、ロックス海賊団はメンバーを刷新し、シャッキー以外の“すべて”を手に入れようと動き出します。

しかし、この絶望の只中において、レイリーとシャッキーの愛だけは、まるで灯台のように静かに輝き続けているように映ります。

それは、地獄のようなゴッドバレーの戦場で、唯一人間らしさを保ち得た“安らぎ”の象徴でもあります。

“親子の再会”—ロックスとエリス

(C)尾田栄一郎／集英社

語られる新たなキーワードは、「ジーベック」と「エリス」。

エリスはかつて海賊として名を馳せ、ロックスの父や祖母までもが物語の中に登場することで、その血脈と背景に新たな深みが与えられます。ロックスが“デービー一族”に属していたという事実も、この再会に大きな意味を持たせています。

彼は誰にも真意を明かすことなく、ただ一人でゴッドバレーを奔走し、家族を救出します。

幼い頃に連れて来られ、母と生き別れとなっていたティーチ。

そのティーチと、家族が一つに重なる瞬間は、あまりに短く、そして儚いものでした。

再会の喜びも束の間、彼らは再び離れる運命に抗えず、ルルシアでの再会を誓い別れます。この別離は、ロックスの“弱点”とも言える家族の存在が世界政府側に露見したことを意味し、今後の展開に深刻な影響を及ぼすことが予想されます。

そして、神の騎士団、異形の追手、さらには悪魔化した先住民“デービー一族”の猛追。

その中に、父や祖母の姿さえもあったという描写は、血の因縁がいかに深いかを物語っています。

ロックスが家族を背負いながら戦場を駆け抜ける姿には、切なさと力強さが同居し、彼という人物の本質を鮮明に浮かび上がらせています。

ルルシア王国——“消えた国”が再び語られる

“マザーフレイム”によって島ごと消滅させられたルルシア王国。

かつては世界政府加盟国でありながら、天上金による重税と圧政によって衰退の一途を辿っていました。革命軍による解放運動が活発化する中、サボと共に脱出した者たちの存在も明らかとなっています。

また、黒ひげ海賊団の一員である桃ひげも、かつてルルシアを襲撃した過去を持つという事実が浮かび上がりました。地理的な位置は不明ながら、ゴッドバレーとの関連が示唆される点にも注目が集まります。

ウオウオの実（モデル：青龍）——覇者の系譜

幻獣種“ウオウオの実・モデル：青龍”は、カイドウを唯一無二の存在へと押し上げた稀有な能力。

もともとイワンコフが手に入れようとしていたこの実は、ビッグ・マムによって奪われ、最終的にカイドウの手に渡りました。

ビッグ・マムはこの実を、最初は息子であるカタクリに与える意図もあったようですが、カイドウがそれを察知し、背後から奪い取るというかたちで手に入れたのです。

空を舞い、災厄の象徴のように君臨する青龍――

この能力が、シャーロット家の他の兄弟に渡っていたならば、世界の構図は大きく変わっていたかもしれません。

くまとニキュニキュの実——救済の代償

第1096話で描かれた、くまの過去。

彼はイワンコフと共に“ニキュニキュの実”を奪取し、その能力によって500人以上の奴隷を各地へと逃がしました。

「一人でも助かれば勝ちだ」

この言葉に象徴されるように、くまの行動は、単なる反抗ではなく、確かな“意志”によるものだったのです。涙ながらに感謝を述べる者たちの姿は、彼の犠牲がいかに尊いものであったかを物語ってやみません。

ドラゴン—若き海軍兵としての決断

本話ではドラゴンに関する明確な進展は描かれませんでしたが、シャンクスを抱えて疾走するドラゴンと、赤子のティーチを抱えたエリスの姿が、鮮烈な対比として読者の印象に残ります。

混沌とした戦場を縫うように駆ける彼らの姿は、

“運命を背負う者”の孤独と決意を象徴しているようでもあります。

ドラゴンに関しては、今回は明確な行動や発言は描かれなかったものの、彼が何を見つめ、何を想っているのか――その「沈黙」にこそ、次章への布石が見え隠れしていると言えるでしょう。

ロックス vs ガーリング聖——“神の騎士団”との衝突

(C)尾田栄一郎／集英社

ロックス・D・ジーベックと、神の騎士団の最高戦力・ガーリング聖。

この両者の激突は、単なる戦闘にとどまらず、“王座”と“血統”、すなわちこの世界の根幹を巡る別次元の争いへと発展しています。

ロックスは、同族であるデービー一族からの追撃を受けながらも、

「たとえ血を分けた者であっても、命を奪われるくらいならば、戦うしかない」

――そう覚悟を決め、敵を容赦なく討ち果たしていきます。

結果として、ガーリング聖はロックスに敗北し、血を吐いて地に倒れました。

しかしながら、“不死身”とされる神の騎士団にとって、これは終わりではありません。

ガーリング自らも「再生が必要だ」と語るように、この戦いは“決着”ではなく、“始まり”を意味しているのかもしれません。

とはいえ、この戦闘によって一つの“格”が定まったことも確かです。

少なくとも、ロックスが神の騎士団に対して一歩も引かない“異物”であることを、世界は今、はっきりと認識したはずです。

イム様降臨——“支配者”の目覚め

島全体を覆い尽くす、異様な覇気。

その不気味な気配をロジャーやガープまでもが感じ取っていたと描かれる今回、

ついに、“世界の黒幕”たる存在――イムが、その姿を現します。

サターン聖の肉体を依代とし、既にゴッドバレーに潜んでいたイム。

彼は五老星をも支配し、“神の騎士団”をも操る究極の支配者であり、56年前の世界会議では、ロックスと直接対峙した因縁を持っています。

かつてのロックスは、イムに対して“宣戦布告”を行いながらも、

結局のところ、一矢も報いることができず、ただ静かにその場を去るしかありませんでした。

彼は“なにもできなかった”ことを、すでに悟っていたのかもしれません。

そして今、18年の時を経て、再びこの地で再会を果たす――

だが今度は、ロックスだけではありません。

白ひげことニューゲート、そして“ウオウオの実”の力を手に入れその能力を宿したカイドウ。

かつてのロックス海賊団の猛者たちが、かつてない“共闘”の兆しを見せる中で、意外にもカイドウが“利を捨ててでも戦う”姿勢を見せたのは、世界の構造に揺さぶりをかける、極めて重要な転機と言えるでしょう。

ロックス、ニューゲート、カイドウ。この三人の表情が並ぶラストカットは、まさに圧巻！個人的にはシキやリンリンも参戦して最強のバトルロワイヤルが見てみたいものです！

そして、黒幕のイム様が再び姿を現したことにより、ゴッドバレーは“伝説の舞台”から、“地獄の戦場”へと変貌を遂げつつあるのです。

イムとロックス。そのどちらもが底知れぬ存在であり、今なお“全貌”を明かしてはいません。

しかし、明らかなのは――この一戦が、“歴史を分かつ分水嶺”となるということは間違いありません。

第1162話の掲載と1163話の休載

第1162話は、週刊少年ジャンプ第47号に掲載。

次号・48号では休載が予定されています。

この休載は事前に発表されていたものであり、次章に向けた“助走”とも受け取れるタイミングです。

物語は今、ゴッドバレー事件という“歴史の核心”に肉薄しつつあります。

同時に、“エルバフ過去編”が2025年内に完結できるかどうかも、大きな注目点となってきました。

ワンピースという物語は、常に“過去”と“現在”を行き来しながら、その深度を増していきます。

今後の展開は、これまで以上に密度と衝撃を伴うものになることは間違いありません。

“ワノ国の祈り”が静かに閉じられる一方で、

“神の支配”と“反逆の意志”がぶつかる戦場――

その中心に立つのは、ロックス、そしてルフィたち“Dの意思”を継ぐ者たちです。

次回、ついに訪れる“覚醒”の瞬間に、期待が高まります！！

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(C)尾田栄一郎／集英社・フジテレビ・東映アニメーション